5月はレイデイ・ハワイデイ

Aloha,
日差しが強くなってきて、いよいよ本格的なフラシーズンを迎えております。
五月恒例のイベントが二つあります。
12年間行っているサポート・ワイアナエの活動「レイデイ・ハワイデイ」
最初の二回は、昭和記念公園隣接の施設で手探りで始まりました。
ハワイ州オアフ島西地区のワイアナエには、多くの問題を抱えています。
それは、南国パラダイスの「ハワイ」の影となり、観光で成り立っているハワイには「厄介」な問題になっています。ローカルニュース等で取り上げられてはいますが、問題解決は難しいのか、なかなか改善されません。観光の収入は、アッパークラス(白人、日本人、中国人など)に、流れるようになっています。日本のテレビ番組で芸能人が、ハワイの不動産転がしを公表してたくさん儲かっていると公言していますね。ハワイの土地を外国人がドンドン買い占めて、また転売して、土地の価格を上げて・・・、ローカルの人たちが家賃が高すぎて家に住めなくなっています。この状況でワイアナエ地区には、多くのホームレスの人々がビーチ、山間部に暮らしています。この状況は最近の話ではなく、ずっと昔から問題になっています。現在では、さらに土地の値段が高騰し続けていて、本当のハワイ・・・ハワイ人の為のハワイが失われてきています。
そんな光の影に苦しむのは、やはり弱い子供や女性です。全米識字率ワースト1にもなったことのあるワイアナエ地区。英語が話せても、書けない、読めない。では勉強もままならず、手っ取り早い「ギャング」になっていく子供たちも少なくありません。ハワイ州の教育費予算は多くありません。公立の学校は教師に支払う賃金さえも少ないのです。公立の学校は週二回という状況も珍しくありません。このような問題解決には、教育が一番大事だと私は思っているので、現地の子供達に教育資金援助をする活動を、この現状を知った年から始めました。
これまで、大学に進学した者が三名。
今年は、ミスアロハ(フラのオリンピックともいえる大会のソロ部門)に、この活動で支えていたランゲレージセンター出身者が、見事優勝しました!!!

レイデイ
レイは、大切な人に贈る一番美しい贈り物とハワイでは言われています。
毎年ハワイでは、5月1日メイデイにかけてレイデイ・イベントが行われます。
ハワイデイ
この日一日だけでも、ハワイの問題を思い出す日になって欲しい。

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集合写真:今年は全員が活動の意味を理解して踊りました。

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このハートのマークは、鹿児島のデザイナーさんがプレゼントしてくれました。

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