Hawaiiの教え:この世は不完全なもの

Aloha,
Hawaiiの思想というか、HawaiiでHawaiiの人々に聞いたお話をたまに紹介していこうと思います。
今回は「この世は不完全なもの、人間が一番不完全」

日本人気質というか、日本の人たちは、「完璧」に執着するのがうまいです。
Hawaiiのフラと日本のフラの違いでもあると思います。
メリモナークフラフェスティバルのような「完璧」さを一つの「美」としているものを除き、大概のフラ環境、フラを学ぶ姿勢を体感していると、大きな差があります。
Hawaiiでは、ステージに立つとき、1.2列目はきちんと習得している人達の列、その後ろは、なんとなくというか、ステージ上で覚える人たち。になるとクムフラから話を聞いたときは、びっくりしました。え、そんなこといいの?
ステージ上で覚えることは、通常の練習より上達が早い。ということらしいです。
日本の方たちは、間違えたらどうしよう、と消極的になりますが、ステージ上で覚えればいいのです。なんとなく、みんなと動きを合わせて、そのうち出来るようになりますから。
「この世は不完全なんです。」
このクムフラはハワイ島の伝統あるハーラウの方なので、言葉の重みが違います。
そして、キラウエア、マウナケアなど(日本でいう霊山的な存在の山)と共に生きている、自然と共に生きている人たちの言葉は私の心にドスンと腰を据えました。

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