ハワイの教え:KAPU ALOHA

Aloha,
いよいよ私も少し書かないとな。
ワイ島で起きている問題。
ワイ島マウナケア山にTMTという世界最大級の望遠鏡を建設することに
ハワイアンの人たちが、反対し工事車両が侵入しないように道路を占拠している現状。

この問題は2009年に決定した工事。
今年の7月15日まで工事が一時ストップされていて16日から再開するということで、始まった抗議座り込み?
TMTは五か国の資金で作られるプロジェクト(日本は25%支援金を出している)です。

https://tmt.nao.ac.jp/know/mauna_kea.html
このページにTMTのことが説明されています。またハワイアン文化に対する配慮なども書かれています。

https://www.facebook.com/kakoohaleakala/?__tn__=%2CdkC-R&eid=ARAy_-s142p3ctPMkmThdv9b3RMkmIK9_JzVdT9h8ECx2Cwkfybtcek8mrN91_OBbku2k4TGg6ZFpk-a&hc_ref=ARTpl2YfrRyDJSEzeg5NaVJI_xQPOkGUcv9mIUYx4OKFiWMojX6NvBMbw139dUQ5nUk
ハワイで活動している団体のFacebookページ

先日、マウナケアに毎日通っているクムフラ(フラの先生)にお話を聞くことが出来ました。
「山が安全に保たれるまで運動は続きます。マウナケアのことと、あなたの住んでいる国の大切な山の事を同時に考える機会です。」
「私は政治的、宗教的な話をしたいわけではありません。どうか山の安全が保たれて穏やかに過ごすことが出来るように思っています。KAPU ALOHAの精神で運動をしています。」

KAPU ALOHA
ネガティブな発言はしない。非礼な言動はしない。
の気持ちで山に通い、フラを踊り続けているそうです。

8月12日7:00(日本時間)に、世界的に同時に一つの曲を歌う提案が出ていました。
SNS等でもご覧になった方もいると思います。

この問題で私が素直に感じたことは
マウナケアで様々な団体がOLI(詠唱)を唱え、フラを踊っているのを見て
なんと、素晴らしく美しい文化を持っている民族なんだろうと。
そして、それを私が生涯かけて学んでいることを、大変嬉しく思いました。