植物染めの伝統と現代

Aloha,
今週のこの時期は、七十二候の「紅花栄」です。ずばり紅花が咲くころです。古代から「染料」として使われてきた、草木染の代表です。その名の通り、「紅」色が出ます。花びらの水に溶ける黄色素と溶けない赤素で、紅色を作ります。
紅色といえば、東大寺の「お水取り」に飾られる造花のツバキの紙を、植物染めの吉岡工房さんで、毎年、紅花で染めて納めているそうです。日本人は、自然の中に様々な色を発見して、生活を豊かにしていたんですね。そして、植物の中には、漢方で使われるものもあり、染めて衣類にして経皮吸収させていたとか。今でもお薬を飲むのを「服用」といいますよね、このことから由来すると聞いたことがあります。
そんな、豊かな日本の植物染め。私たち、ハーラウでは、練習スカート、衣装などを植物染めしています。これは、ハワイ島でも同じように、地元の植物(主にオレナ)で、染める習慣があり、私たちもなるべく地元の植物で染めるように心がけています。特に練習スカートは、オレナ(ウコン)で染めるのですが、日本の物は、鮮やかな色が出るように感じます。オレナは、邪気を払うとされハワイでも日本でも重宝する植物染めです。虫よけにもなり、昔は、着物を包む布を染めたと言われています。
一年間、使用した練習スカートは、また染めて、新たに学びがスタートします。他から入ってくるものも入れないようにしますが、自身の邪気を他人に出さないように、という意味もあるそうです。
いつか、ペレの衣装を、紅花で染められる日が来るといいな、と思っています。

そうそう、話は変わり、「藍染」ですが
私たちが何度か衣装を染にお邪魔している「野口」さん。
八王子の宝!(市役所の人は知らなかったみたいだけど。)
なんと、世界のアンジーがドレスを藍染に来たとか。 染めた私たちの衣装も、さらに輝き始めましたね。(ヤハ!)

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