ハワイ文化の謎と挑戦

Aloha,

クプナグループ部門



季節は、「雷乃収声」(かみなりすなわりこえおさむ)
実際に、昨日から冷たい風が吹き日中も涼しくなっています。普段は、窓を開けて夜空を楽しみながら、朝焼けを堪能して起きるという生活でしたが、ここ数日は、風が冷たく窓を閉めるようになりました。肌掛けもガーゼから、布団に代わりました。あれだけ暑かった日々が嘘のようです。
前回のブログから、ひと月。何をしていたかといえば、コンペティションに向けての準備、練習、と町会の祭礼、地域のボランティアなど日々多忙でした。猛暑で頭痛が多かった記憶の今年の夏。なんとか乗り越えてきた気もします。体力も落ちていく年頃、自身の老化具合を認識しつつ元気で過ごすことを心がけています。

今回のコンペティションは、「茅ヶ崎マカナ」という、「学び」に重視したコンペティションでした。初参戦です。「学び」といえども、順位はつきます。その兼ね合いをどう落とし込むかが課題でした。このコンペティションは時期が微妙で、イベントシーズン、花材の保存方法、暑さ対策・・・・。などなど冬の大会とは真逆の対応が必要でした。そして三日間(リハーサル入れると四日間)という長丁場です。これが、心身ともにダメージを与えますね。
どの大会もそうですが、終わってみれば、たくさん学びました。フラは私たちには「外国の文化」です。その文化を学び理解するのは、とても険しい道です。特にフラは、日本でのイメージが「パラダイス」「癒し」「ハッピー」な、言葉は悪いですが楽そうなイメージが付いて回ります。が、きちんと文化を学ぶと、全く違うものだと知ります。また、その先に進む、気力、体力。。。様々な壁が立ちはだかります。そして、言語。言語は、その国の文化そのものだとハワイ語の先生に言われたことがあります。まさにその通りでした。辞書でもハワイ語から英語に訳し、そして日本語に・・・。ハワイ語から日本語の辞書もあるのですが、使っていくうちに「はて?」と思うことが多々あり、ハワイ語ー英語を使用しています。が、英語だって、ぴったりくる日本語があるわけでもなく・・・意訳していきます。フラでは、ハンドモーションといって手の動きが歌の意味を伝えます。その際に、意訳では「はて?」のことも多い。うーむ。。。
私は、ハワイ文化を学んで30年以上経ちます。まだまだ、「はて?」ばかりです。最初の頃は、クムフラと生で関われて、幸せだなー。だけで済みましたが、最近では「はて?」が、多くなっている気がします。学べば学ぶほど、難解なハワイ文化。表面だけで、ハワイ文化を学んでいたことに気づき、新たな壁を上り始めている。といったところでしょうか。

この「はて?」便利ですよね。NHKの朝ドラ「虎に翼」の大ファンです。遠く離れた島の娘ともライン交換しながら感想を伝えながら見ています。

いつも応援してくれる仲間たち。

クプナソロ部門

二か月間だったけど、がんばったグループ部門出場の三人

コクアと。