ハワイの豊穣神、ロノ神の季節

Aloha

染め直す前のパウ



この時期、ハワイでは、冬の季節マカヒキ「ロノ神」の季節となります。ロノは、ハワイ四大神の一人で平和、豊穣、癒し、愛を司る神です。マカヒキの期間は、おおよそ四か月続き、収穫、新年を祝う祭りとして戦いや労働はタブーとされ人々は平和な時間を過ごしました。古代では漁業や農業の場所であった海や大地は休ませて、ハワイの生きとし生けるものが活力を与えられて回復するシーズンとなります。
このロノ神を祭る形状が、不思議でTの時に組まれた木材に白い大きな布を張って祭ります。まるでイエスキリスト像? 以前、オーストリアへ行った際に、教会では、イースター前の時期で、教会内に大きな白い布で神様が隠された記憶。なんとなく似ているような…。
話は戻し、ロノの季節の始まりの週末ハワイ島ハラウオケクヒでは、セレモニーが執り行われます。
このような時期に、なんと、我々は’A’AHU(セレモニー衣装)を、染め直す機会を得ました。昨年、ホイケのために染めたものを、染め直す時間です。古代から日本に伝わる「ベンガラ染」で、染めました。今回は、レッスンパーウにチャレンジする人もいて、様々なエネルギーを終結できた空間となりました。新しい年に、この衣装を披露出来ることを楽しみに、一日かかった作業を終えました。

みんなが同じ方向を向いて。目標と同じです。

染めて、乾かして。を繰り返します。

みんなのエネルギーを注入。