ハワイアンカルチャー:フレッシュレイ作り

Aloha,
花粉が飛散し始めて、周りの人々も症状が出始めています。
私は、長らくひどい症状(ひどい年は、点滴をしないと食事がとれませんでした。)でしたがR-1を飲み続けて、薬を飲まなくて済む位になりました。鼻水、くしゃみ、目のかゆみはありますが、一時の事を考えると相当軽くなっています。また、日々の生活にも気を付けています。

①洗濯物を干したら、ものすごく叩いてからしまう。(花粉飛散率が高い時は、部屋干し)布団は外に干さない。
②外出から帰ったら玄関で頭から足元まで、花粉を叩き落とす。上着は、つるつる素材で花粉が入り込まないようにする。
③ファンデーションや冷日焼け止めを塗って顔をガード。
④外出から帰宅したら、出来るだけシャワーを頭から浴びる。
⑤外出時は、帽子(つるつる素材)、メガネ、マスク必須。

などなど、ひどい症状の時に身につけた生活習慣が役に立っている気がします。
私の場合、花粉は冬以外反応するとテスト結果が出ました。一番ひどいのは夏の終わりが眼が腫れてブヨブヨになっています。(目薬で治りますけど)

こんなシーズンも、春が訪れている証拠なんですね。我が家の春の便りは「フキノトウ」これは、一月にすでに採取出来ました。しだれ梅は、つぼみがぷくぷくし始めました。この時期、咲いている花は「木瓜」くらいですかね。花が咲き始めるのは、もう少し先になりそうです。
そして、この時期に夏に向けてのイベントのお誘いが増え始めます。ここ、3年くらいはコロナでイベント中止、縮小などが続いていましたが政府の「マスク解禁」のニュースもあってか、早々にイベントのお話が舞い込んできます。私たちによっては、まちに待ったシーズンインです。それに伴い、普段の練習も熱が入り、合同練習なども増えていきます。イベントに出演するのは、基本的に「本人の意思」です。
人様の前で踊るのですから、ある程度の責任を背負います。普段通りの練習では、不足する部分を他のクラスの先輩たちと共に追加練習したりと、イベントに向けて集中していきます。時間も金銭もかかることですが、この達成感は大人になってからは、なかなか得られないものです。中には、家族よりも多く会っている仲間もいたりと、自然と絆が生まれていきます。まさに「オハナ」(家族)であり、仲間は「フラシスター・ブラザー」とハワイ文化で呼ばれている関係性が築かれます。人生では、誰もが、苦難に遭ったりしますが、オハナ、シスター・ブラザーが、フラ以外の事でもサポートしあって乗り越えていきます。そんな関係性があるのは、ハワイ文化が豊かな証拠ですねえ。

週末のイベントに向けてフレッシュレイ作りがありました。ショウのように、何曲も何度も着替えがある場合は、フェイクレイなどを使用するのですが、今回は、一曲、集中できる機会なので、フレッシュレイを選びました。基本的に「レイは生」で。というハワイアンカルチャーの学びを重視しています。レイ作りは、レイメイカーにオーダーするのではなく、自身で作ることを大切にしています。何せ、生ものですから。種類、色、形、など思うように届くことはなく、あるもので、臨機応変に どんなレイが出来るか判断する必要があります。花の数も限られていますので、人数の兼ね合い、メレ(曲)の種類などで、花の種類、色、レイの作り方などに、ある程度ルールがありますので、頭がごちゃごちゃになってしまいながらも目の前の花で、判断するという緊張感が毎回あります。それでこそ、仕上がった時は、このうえない喜びになります。今回は、コンペティションのような厳格な仕上がりは求められないので、比較的、自由に制作出来ました。それでも、慣れていない人は四苦八苦して、最後まで自分で仕上げられました。このレイ作りも「フラ」というわけです。この作業は、自身の鏡のようにレイが仕上るので、不思議な体験です。

レイを作るときの大切なことを少し。
①作り直さない。
②足などを出して製作しない(正座がベストだが出来ない場合はパレオで隠す)
③作業中は、飲食禁止。水のみ可。
④ネガティブな心で作業しない。(作品にネガティブが宿り、それを身に着けて踊ることになるから)
⑤雑談しながら作らない。
⑥自身のものは自身で作る。


自身にも戒めと書いております。毎回、忘れてしまうがちな項目で、もっと真摯にレイ作りに向き合わなければならないと反省しています。

丁寧に花を、分けていきます。

タマシダとカーネーションを使用するレイ。

みなさん、態度が悪いですね。w この後、気が付いて姿勢を正しました。

タマシダ:クアフでも重宝する万能植物です。