ダンサーの汗と儀式の意味

Aloha,
昨夜は、地元八王子に雪が降り積もりました。今朝は、その積もった雪が凍って、庭一面が真っ白できれいです。庭には、ミカンの木があって、野鳥用に2.3個そのまま放置しています。そのミカンも一つ、野鳥が食べきっていました。これから寒い冬は、野鳥たちは、どこに餌を調達するんでしょうか。(うちでは、こっそりたまに米や、文鳥のえさの残りを庭に置いています。)

レッスンの話
毎年、レッスン内容をグレードアップし、違うスタイル、などを取り入れて学びをより深めていくことを心がけています。イベントは同じものに出演しますが、内容はより深く高度になっているように努めています。なので、毎年同じことの繰り返しにはならないのが、アロハ・ケ・アーヌエヌエです。
今年は、コンペ練習を始まていますが、「体力不足」の課題がみつかりました。年齢経過での体力不足はいささか仕方ないことですが、このコロナ生活などで、体力が衰えている気がしました。そこへきて、落ちたのは「老化」だから仕方ない。という言い訳をよく耳にします。20代のように、はち切れんばかりの体力が必要ではなく、30分、持続して集中できる体力が必要なだけなんですが・・・。
さて、今年は、「事始め」を行うことができました。植物で祭壇を作り、古典フラを一時間奉納し続けるといった儀式です。初めてのこともあり、簡素化して行いましたが、それぞれのダンサーの課題が一気に見えた大変意味のある式になりました。
ここには、ダンサー、チャンター、見守る人がいて成り立つ式で、とくに見守る人は最後のスタンプを押す、といった意味があり、とっても大切です。そして、1時間踊り続けるダンサーが流した汗が非常に式の要になります。その汗を、大地、衣、楽器、に吸わせて、自然と自身の循環のサイクルが仕上がります。正式の儀式には、「カプ」があり、数週間、アルコール、肉が禁止になりますが、今回は、できる範囲で行ってもらいました。