神聖な染色の伝統〜オレナ染とウコン

Aloha,
3月2日、練習パーウの植物染を行いました。
例年は、2月なんですが今年は、コンペティションがあるため三月のこの日に。

薪、ストーブで染め液を作ると、滑らかに染まるんですよ。
数年間に、リサイクルショップで新品の薪ストーブを見つけたときは、本当に「宝を発見」したかのように、大喜びでした。その成功体験が、いまだに身体に残っていて、リサイクルショップを覗くのが楽しいです。 最近は、そんなに宝物に出逢ってませんが・・・。
「オレナ染」は、古くからハワイで、神事に使う衣を染めるのに使用しています。邪気を払うとされていて、小物を包む布も染めます。

日本では、「ウコン」です。もしかしたら、「ターメリック」といったほうがわかりやすいと思います。カレー粉に入ってる香料です。
海の塩も、入れてます。今回は、伊豆の満月の日に作った塩です。

染は、一人でできるようなものではなく、重労働です。みんな誰かの手を借りて染めていきます。それも、HULAです。
HULAの学びは、一年をサイクルとしているハーラウが多いと思われます。年ごとに、ホイケ(学んだことを発表する、お祝いする会)があり、そのたびに、練習パーウを染め直します。なるべく、ハワイで学んだことを、私の生徒さんには日本で経験して欲しいと思い、計画しています。

最初の染め液、これからまろやかになります。

みんなで協力して、絞り出します。

何度も何度も、空気に触れさせると良い色になります。